【官能小説】第一話「ホテルのバーで熱いキス。それだけで感じてしまって…」

官能小説, 私の彼は商社の役員さん

 久しぶりの、お泊りデート。
 スーツ姿の彼に、こういう夜景の美しいホテルのバーは本当によく似合うと思う。
 その横顔を眺めているだけでも、私のドキドキは止まらない。

「……どうしたの? そんなにじっくり、こっちを見て」
「んー……なんかこういうの、久しぶりだなぁ、と思って」
「ごめんごめん。プロジェクトも終わったし、しばらくはちゃんと、土日休み取るようにするから」
「うん、あんがと」

 今、急成長する商社の役員でもある彼は、平日はもちろん、時期によっては土日祝日ですら忙しくて、大学生の私の相手なんてしてくれなくなる。
 仕方ない、って、わかってはいるけど、やっぱり、ちょっと寂しくなることだってある。

 今日だって、一ヶ月ぶりのデートだし。

「あ、ほら、東京タワーも消灯の時間だ」

 ウィスキーのロックをカランッ、と傾けながら、彼が窓の外を指差す。
 彼の手が、するっと私の肩に絡みついてきた。

官能小説「私の彼は商社の役員さん」第一話

「僕達もそろそろ、お休みの時間だ」
「う……むっ……っん」

 振り返った瞬間、いきなりキスをされた――把握した瞬間、舌で唇をこじ開けられて、冷たくてほろ苦い液体が私の口の中を満たしたのがわかった。
 舌を絡められ、無理やり飲み込まされる。飲み込んだ後も、ぐちゅぐちゅと音が零れるくらい舌を吸われ、私は思わず苦しくなって、彼の胸を叩いた。

「っはぁ……! ちょっと! 何やって、」
「しっ、バーテンさんに気づかれちゃうよ」

 悪戯っぽく笑う彼に、私は返す言葉を思いつかなかった。
 彼は残り少ないウィスキーを一気に飲み干すと、片手を上げて店員さんを呼んだ。

「お会計、部屋につけておいてもらいたいんだけど」

★★★

「っあぁんっ……っ、んっ、ちょっ……まっ、」
「さっきキスされただけでこんなに濡れちゃったの? そんなに気持ち良かったんだ? それとも、他人のいる場所だったから?」

 部屋に着くなり、彼は私のことをベットに投げるようにして押し倒し、服の上から秘部を撫でまわしてくる。
 スーツの上着すら脱がないままに、彼は私のことを焦らし始める。

「ねぇ、ストッキングも濡れてるよ? これはどういうことなのかな?」
「いわ……ないでっ、あっ、だめぇ……っ」
「実は君、セックスしたくて、たまらなかったんでしょう? 一ヶ月も我慢してたんだもんね?」
「やぁっ……!」

 耳元で囁かれる度、体が熱くなるのがわかる。
 人前での人当たりの良さそうな感じは演技なんじゃないかって思うくらい、ねっとりイジワルに囁かれる。

「その間、自分でしたりしなかったのかな? ねえ……教えて?」
「ああっん!」

 耳を舐められ、

「ひぁっ! だめ……ぇっ! だめっ! あっ、お、ふろぉ……っ」
「お風呂は後で。ねぇ、それより、自分でしてたの? してなかったの? 教えてくれないと今日は……、」

 下着の中に手を入れられ、ぐじゅぐじゅと撫でまわされる。
 既にぬるぬるになった愛液が潤滑油のようになって、指が蕾を撫でまわす度、声が出て止まらなかった。

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