【官能小説】第三話「遠くに聞こえる子供の声。公共の場なのに…Gスポットを指マンされて…」

リゾートバイト、真夏の海, 官能小説

 サンダル、買ったばっかりだったのになぁ……。
 そんなどうでもいいことを考えてしまうほど、惚けてしまっていたらしい。
 絶え絶えなまま、息の調子が元に戻らない。

「すっごく、気持ち良かったよ」
「だ……れか……っ、」

 来たら、どうするつもりだったの……。

 彼は適当な岩を見つけて腰かけて、私をぎゅっと包み込むように抱きしめてくれている。
 水着の乱れも直す気力がない。でも……、

 悪く、無いかも。

 言葉にはしないけれど、ふと、そんな気持ちになってしまう。
 彼とは出会ったばっかりだし、初めてのデートでこんなことをしてしまったわけだけど、不思議とすごく、落ち着くと言うか。
 調子に乗りそうだから、言わないけど……、

官能小説「リゾートバイト、真夏の海」第三話

「ねぇ、」
「シッ」

 ビーチ、戻ろ?
 少し落ち着いてきたから提案しようと思った時、彼が人差し指を立てて、私の言葉を封じた。
 すると間もなく、パタパタパタッ……と、子供の走り寄ってくるような、テンポの速い軽い足音が聞こえてくる。

「ままぁ~! 人のこえが、きこえたよ!」

 まだ声変わりをしていない男の子の声が、反響する。
 一気に血の気が引く。

「ねぇ、まま~!!」

 どうしよう、早く水着を直して、せ……精液とか、洗い流して誤魔化さないと!
 ああ、すぐそこまで波は来ているわけで。それで、何事も無かったフリをして、出ていけばいいんだ。なぁんだ、簡単じゃない。

 我ながら冷静に打開策を見出したと思った途端、私は悲鳴をぐっとこらえて飲み込んだ。

「!!」
「ほら、静かに」

 振り向けば、彼がニヤニヤ、意地の悪い笑みを浮かべている。
 彼の両手が、右手は乳首を、左手はクリトリスを弾きながら、私を再び絶頂へと押し上げようとする。

「やめっ」
「いいの? 聞こえちゃうよ? 子供に見つかったら……それに、お母さんを呼んでいるようだし」

「ままってばあ! ねえ、聞こえてる? ねえ!」

「んんっ!」

 必死に唇を噛む。
 その内に、彼の二本の指が私の膣の中に侵入してきて、お腹の方に向かってクの字に折れ曲がる。

 やだ……Gスポットっ……?!

 何度も指の腹をこすり付けるように指マンされて、腰が跳ねるのを抑えられなかった。
 耳元で、ねっとりと囁かれる。

「女の人って、ココが弱いって言うよね。どう? 気持ちいい?」
「ほんっ……とにっ……ゃ、めぇて」
「教えてくれないと、もっと激しくしちゃうけど?」

 くちゅっ! ぐちゅっ! と、愛液のかき回される音が聞こえてくる。
 波の音よりも大きい気がする。ヤダ……本当に、あの子に聞かれちゃったら、こんなの、私……!

「もうドロドロなんだけど? ねえ、気持ちいの?」
「きこえ……ちゃうっ」
「ほら、ちゃんと答えて?」

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