【官能小説】第六話「オナニーとセックス、気持ちのいい方を自分で比べてごらん……?」

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 彼が私のことを背中からぎゅっと抱きしめて、ふぅ……と大きく息を吐いた。
 私もそれに促されるかのように、少しずつ、身体から力を抜いてゆく。

 ……こんなの、初めてだった。今まで、何度もイったことがあったのに、正直、

 怖いくらいだった……。

 一転して静かになった部屋の中には、ベッドに転がされたバイブが、ヴィイィッ……と規則正しい音を立てながら動いている音だけが響き渡っている。
 そこで、改めて気が付いた。

 何て……恥ずかしいことを……。

「さて」

 彼が私のアソコから自分のモノを引き抜き、手際よくコンドームを処理しながら言う。

「で、質問の答えだけど」
「しつ……もん?」
「オナニーとセックス、どっちが気持ちいいの?」

 ……。
 これはヤバい。
 身を起こす。
 心持ち彼から距離を置いて、目を逸らした。

「えと……、」
「約束したよね? イったら、教えてくれるって」
「そんな……約束は……、」
「あれ? もしかして、覚えてないの?」

 声が上ずる私。
 いかにもわざとらしい彼。

 彼がずいっ……と迫ってくる。
 後ろ手に逃げる私の手に、あのバイブが触れた。

「じゃあ、今約束しようか?」
「え?」
「次、イかせてあげたら……そうしたら、オナニーとセックス、どっちが気持ちいいか、教えてくれるよね?」

 反射的にバイブを隠そうとした私から、彼がバイブを奪い返す。
 ウネウネと動くそれを、私の目の前に突きつけて見せ付けながら、

「もう一回、比べてみればいいよ」

 最初の時より、意地悪く笑う。

「オナニーは、今度は僕は手伝わないからさ。それで条件は対等だよね。うんうん、よしよし」

 一人で納得をして、スイッチを切った。
 また、私の手に、ぎゅっとバイブのコントローラー部分を握らせて……。
 でも嫌がって逃げ出せないように、手を手で握って、無理やり私のアソコにあてがわさせられて……。
 それだけで、お尻を伝って、愛液がトロっと流れ出すのがわかった。

「ほら、アソコは早く挿れてほしいみたいだよ?」

 彼が力を入れると、バイブの亀頭部分が私の入り口に当たる。
 にゅるっ……と軽くめり込んでくるだけで、私ももう、抑えが効かなくなっちゃって……。

「さあ、ほら……ちゃんとイってみせて?」

 彼に言われるがまま、再び自分でバイブを押し込んだ。
 彼の手が離れる。
 でも、もう……止められるはずなのに、止められなくて。

 そのまま私は、彼の目の前でイくまでオナニーを続けて、その後、彼にめちゃくちゃに抱かれてセックスをして……。
 どっちが気持ちいいか。
 聞かれても、答えられなくて。だってどっちも、気持ち良すぎて。
 彼に許してもらえるまで、朝までずっと、オナニーとセックスを身を持って比較させられるのだった……。